公務員の人気職種は

投稿者: | 2013年10月5日

憧れの職業

日本では公務員という職業は非常に人気が高いものになっていますが、その理由は景気に左右されない安定した職業だからです。
また、その安定性から最近では婚活パーティーなどでも非常に人気の職業の一つだと言われています。

公務員と一言でいっても、その職種は色々です。
官僚もそうですし、保健師や栄養士にも公務員のお仕事はあります。
そして、学校の先生もありますし警察官もあり、そして役所の職員もそうです。
一言で表してもその範囲は広範囲にわたります。

では、この公務員の職種のなかで一番人気の高いものはどの職種なのでしょうか。
それは、時給で換算した場合、事務次官が一番お給料が高く、皆のあこがれの的になっています。
小さい頃のあこがれの職業に、警察官や消防士がありました。
どれも人気の職業で、おもちゃの消防車などを買ってもらっては、いつか自分が本物に乗るんだと思っていた人も多いはずです。

しかし、常に危険が迫る現場で働くという事は、肉体的にも精神的にも負担の多い仕事と言えます。
実際大人になってみるとより安定している所を選びたくなるものです。
ですから就職という段階ではそれほど人気があるとは言えないようです。

公務員薬剤師は安定の職種

公務員といっても職種は前述したとおり様々ですが、その中に公務員薬剤師という仕事があります。
大きく3通りの働き方があり、国家公務員薬剤師、地方公務員薬剤師、麻薬取締官です。

国家公務員薬剤師は主に薬事法といった法令作りや、薬の管理法案などを担当します。
地方公務員薬剤師は環境衛生評価や食品安全検査といった行政に近い仕事が多いです。
一般的に公務員薬剤師といえば「地方公務員薬剤師」の事を指します。

主な職場といえば県立・国立病院等の医療機関、保健所などが挙げられます。

安定性は抜群、生涯年収も高いので、長く働けば働くほど年収は上がっていきます。
デメリットを挙げるとすれば、薬剤師としてのキャリアを積めないという点です。

様々な部署に異動するので、病院薬剤師や調剤薬局薬剤師のように、
わかりやすく薬剤師としての専門キャリアを積むことができません。

薬のスペシャリストとしてのキャリアを積みたい場合は、初めからその道に進むか、
ある程度経験を積むために転職をするという方法を考えるべきでしょう。
研究職としての道もあるので、仕事内容は異なりますが別の道に進むと考えたとき
参考にしてみるのもいいでしょう。
参考:研究職などの転職情報|テンプR&D

誇りを持って働ける

さて、公務員の人気職種ですが、それはその時の公務員試験の倍率によってはかる事が出来るのではないかと思います。
みなさん、このときの為に、一生懸命勉強していることと思います。
また、人気職種を対象にした専門学校も存在しおり、そちらも人気ですね。

公務員の人気職種でも、実際働き始めたら苦労することも多いと思います。
また、公務員であっても一般企業のように、出世してバリバリ働きたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

もしくは、地道にコツコツ働きたいという人もいるでしょう。
そういう方なら、大学の研究員になりたいと思うのではないでしょうか。

もちろん最近、その研究費の問題はたびたび取りざたされますが、自分の好きなことを一生懸命研究し、それが多くの人の役に立てたら、そんなに素晴らしいことはないです。

公務員と聞くだけで、周囲にも好印象を与えるものです。
安定している職業で安泰だとか、あの難しい公務員試験をパスしただなんてすごいなど周りから見た反応は、非常にポイントの高いものとなっています。

景気やその時の流行りなど時代によって人気職種は常に変化していますが、どの時代でも重要な役割を持っている仕事ですので、人気の有無に関わらず誇りを持って働ける仕事だと思います。