公務員は私生活でもヘマができない

投稿者: | 2014年2月3日

プライベートでも気がぬけない

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安定している収入があり、福利厚生制度が充実しているため、出産後に働きに出ても生涯働き続けることができるというメリットがある職業として名高い公務員ですが、実はプライベートでも非常に制限されている部分があり、その部分を破ると大変なことになってしまいます。
なお、地域によっては上司が自宅訪問して実情のチェックが入るくらい、厳しいところもあるので、確認しておく必要があります。

たとえば、自分達がインターネットである程度政治的な発言を行うことや、官僚などに対しての政治活動を行うことは禁止されているのです。
また、ギャンブルや借金などの有無に関しても、非常に厳しく調べられ、ある程度の制限がかけられていることもあります。
この理由については、国や自治体に属しており、その地域の人々の個人情報や機密にそぐう部分に関しての情報を掌握しているにもかかわらず、その掌握している情報などを使って多数の不安定なことを行うことも禁止されているからです。

たとえば、預かっている個人情報を使って副業で何かを売りつけたりすることは、禁止されています。
この場合には、懲戒免職などの可能性があるので、気をつけたほうがいいでしょう。
また、民間企業の人と出かけても、ちょっとした缶コーヒーでもおごったりおごられたりすることや、誕生日祝いなどをもらってはいけないことになっています。
一緒にのみに行っても必ず割り勘でなければ、法律違反となってしまうのです。
もちろん一部の公務員の話もあり、すべての公務員に対してこれらのことが規定されているわけではありません。
また、家業の場合には禁止されていないのです。
たとえば、自宅が農業で収穫した大根を自宅で食べていても、これは違反とはなりません。
また、マンション経営などを行っていて、毎月の家賃収入がある場合なども、この規定には含まれていないこととなっています。

プライバシーにも踏み込まれることを理解しておこう

とはいえ、副業や取引のとき物をもらったりしてはいけないなどの部分は、すべての公務員にとって当てはまるのです。
また、公務員は何らかの事件を起こしたときには、どんな軽微な事件であっても、メディアにさらされることがあります。
そのため、きちんと理解しておくことによって、公務員として働くかどうかの判断が可能となります。
プライバシーについて踏み込まれたくないと考えている場合には、公務員という生き方ではなく、別の生き方を選ぶ必要性もありますので、自分の現在の状況を確認して、冷静な判断によって仕事として公務員を目指したいのか、トータルで知っておくことで、就職や転職がうまくいくでしょう。