国家公務員の仕事内容

投稿者: | 2014年5月1日

国家公務員の仕事について紹介

PPW_nanameniokaretaringunote-thumb-815xauto-13199
公務員とは、一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者と定義されており、国のために尽力する人員のことで、その仕事はすべて国のため、国民のために行います。
公務員は国家公務員と地方公務員に分けられますが、地方公務員は特定の自治体や市民のために働き、国家公務員は公務員の定義そのままに国・国民のために働きます。
ここでは国家公務員の仕事について紹介しましょう。

おおまかな仕事内容

国家公務員の大まかな仕事内容は、国会、中央省庁、外局、裁判所などの国家行政機関にて国家のプロジェクトに携わる仕事です。
日本のみならず世界を視野にいれた企画の発案や執行を行い、職種にもよりますが、デスクワークよりも対人や調査などの現場業務のほうが多いです。
「特別職」と「一般職」に分けることができ、特別職とは、企画の発案や執行など専門知識を持ち、国にかかわる特別な業務を行います。
一方で一般職は、事務などの事務処理を行います。
特別職は、国家公務員法第二条第三項に規定されている職員で、代表的な職務には内閣総理大臣や裁判所職員、国会職員です。
一般職は特別職以外の国家公務員で、代表的な職務は非現業職員、検察官、国営企業、特定独立行政法人職員などになります。
平成25年度の総人数は64万人、特別職職員は約30万人、一般職職員は約34万人となっていますが、平成12年度に比べると全体で50万人も減っており、地方公務員も含めると公務員全体の総人数は約100万人も削減されています。
高齢化社会や高度情報社会などの影響によって国家公務員の仕事も昔と様変わりしている部分はありますが、変わらない部分も少なくはなく、どの職種に就くのかによって仕事内容は一概ではありません。

仕事内容を把握した上で目指す

法律、経済、行政、工学、農業、林業、自然環境、衛生などそれぞれの専門分野に適した業務があります。
そのため、目指すならまずは仕事内容を把握したほうがいいでしょう。
たとえば内閣府では、内閣総理大臣の主導の下で政策の立案、課題の解決をし、国政の運営をします。
外務省では、海外と関わりを持ち日本と国民の安全確保のために外交を推進してくのです。
宮内庁では、皇室にかかわる事務業務を掌握し、天皇や皇族の方々の国事業務から日常のお世話までをします。
このような様々な国家機関にて、別々の業務が行われているため、ただ国家公務員として働きたいと思うのではなく、業務が遂行できるかどうかをスキルと照らし合わせながら考えていかなければいけません。